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欲しいのは、アドバイスではなく共感

傷ついた時、苦しい時、悩んでいる時、
そういう時に欲しいのは、共感する言葉です。
また、そんなネガティブな気持ちだけじゃなく、嬉しい時や感動した時にも
私達はやっぱり人に話したくなります。

自分の気持ちを吐露するのは、誰かにわかって欲しいと思うから。

だから、共感してもらえないままアドバイスをされて、
かえって気持ちが重くなることがあります。
相手は励まそう、力になろうと思っているかもしれないけど、
なんだかすっきりしない、話さなければよかったと思うことも。


それからただ気持ちを吐き出したい時もあります。
そういう時には静かに聞いて欲しいだけ。アドバイスはいりません。
もちろん「そう、大変だったね。」と共感してもらえれば、なおGoodです。

特に更年期やうつ病の人に対して、叱咤激励したり反対意見を述べたりするのは
厳禁
だそうです。病状がさらに悪化します。
本当に落ちている時に「頑張れ」と言われるのは、死にたくなるくらい辛いものです。
だって、頑張れないから泣いているのですから。

男性諸君、パートナーが更年期になる頃にはそういった言動に注意してくださいね。(笑)


大切なのは、相手を感じ取ることだと思います。
「相手が望んでいるのは何だろう?」
表情やしぐさを見て、言っていることの意味を考えて相手を理解できれば、
押し付けの意見を言うこともなくなるのでは、と私は思っています。


でもその前に、周りに自分の正しさを押し付けてしまう人というのは
成長の過程でありのままの自分を認めてもらえなかったという
トラウマを抱えていることも多いので、
そんな自分にまず気付いてあげてほしいな、と思います。






by Miss-Lavendar | 2006-07-03 05:26 | ◆ 多感・雑感

日々感じることをつづっています。


by Miss-Lavendar