急に思い出した、祖父のこと

先日、いつものように家族で買い物に出かけたとき、
ふっと父方の祖父との思い出が頭に浮かびました。


私の父方の祖父は、私が4歳のときに亡くなりました。
妹の生まれる、すぐ前日でした。

多分お通夜の席だったと思うんですけど、電話がかかってきて、
父が嬉しそうに「生まれた?」と言っていた場面が記憶に残っています。

私の父は自衛官で転勤があり、私達は父方、母方とも、祖父母とは
離れて暮らしていました。
だからおじいちゃん、おばあちゃんとの思い出は少ししかありません。

父方の祖父のことも、幼い頃亡くなったので顔すら覚えていないのです。
今、写真を見ると、父と似ているなぁと思うくらい。

それでも、たった一つだけ思い出があるのです。



夏の、夕暮れ時でした。
お盆とかに帰省していたのかな?よくはわからないんですが、
おじいちゃんが私の爪を見て、伸びているから切ってあげようと言ったのです。

おじいちゃんは、仕立て屋さんの仕事をしていたそうで
多分、お店兼仕事場の、入り口がガラスの引き戸になっている建物に入り、
店先の畳に座って、私はおじいちゃんの膝の上で爪を切ってもらいました。

爪切りではなく、洋裁用の大きなハサミで
おじいちゃんが器用に爪を切ってくれたことを、よく覚えているのです。



それを思い出すと、なんだか不思議な感じがします。
他の記憶はなくて、その思い出だけはよく覚えています。

おじいちゃんが亡くなって、もう31年。
どうして急に思い出したのかなーと、不思議な気持ちでした。






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by Miss-Lavendar | 2006-01-14 09:18 | ◆ 多感・雑感

ふと感じたこと、気づいたことをつぶやいています。


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